交際範囲の制限

たとえば目の前に自分の恋人の携帯電話が置いてあるとする。
恋人はさっき買い物にでかけたばかりだ。
罪悪感に苛まれながらも、興味本位でつい中を除いてしまう。
まず、電話帳を開く。
今まで恋人からは聞いたことのない名前、自分の把握してない異性の名前が飛び込んでくる。
その名前の多さに不安になる。
一体誰だろう、こいつら?あいつとどういう関係なんだろう??
不安でいてもたってもいられなくなったため、次にメールを開いてしまう。
受信ボックス送信ボックスともに埋まるほどのメールの量。
でも、その多くが恋人と同姓の友達からのメール。
異性だったとしても、自分も直接会ったことのあり、わりと信頼している人の場合が多い。
これには安心。
ただ、恋人のもとに時々メールを送ってくるこいつは誰だ?聞いたことないぞ?
しかも文面から判断するに、時々二人で会ってるみたいじゃないか。
自分のの知らないところで!
もう頭にきた、異性の連絡先は全部消去してやる!
こうすれば、変な虫が恋人につくことはなくなるだろう。