英語

大学時代を振り返ってみると、とことんダメダメだった部分がある。
語学である。
高校までは全学科の中で一番得意であったはずの英語が、大学に入ってからはみるみる使いものにならなくなっていった。
しだいに英語に対して苦手意識が芽生え始め、コンプレックスや嫌悪感が強くなった。
ある時から、「義務で勉強しても続かないから、必要になったら勉強すりゃいいじゃん」と開き直るようになった(その考えは今でもあんまり変わっていないが)。
そのまま結局4年の後期まで来てしまったのだが、とうとう「英語が必要な時」が来てしまった。
もうやるっきゃない。逃げずに、真正面から英語と向かいあわねば。
今になって、やっぱりちゃんと英語の学習を継続していれば・・・と後悔するのも事実ではある。でも、過ぎ去った過去を後悔しても仕方がないと再び開き直る。
開き直りついでに、一ヶ月前くらいから、ようやく英語の勉強を本格的に再開した。
勉強方法は、考えた末にNHKラジオ講座を活用することにした。
理由は、①教材費がかからないことと(毎月350円)②毎日決まった時間にラジオの前に座ることによって、英語をを聞く時間を生活の一部に組み込むことができること。
さすがに目覚しい進歩は見られないが、そりゃそういうもんだろう。重要なのは、とにかく継続すること。

幾つかの番組を併用しつつ、とにかく繰り返し聞きまくり、繰り返し音読している。
将来に対する危機感が第一のモチベーションにはなってるものの、継続して何かを続けるのは意外と達成感があっていいもんだと再確認。
それに、高校まではあんなに大変な陸上部を継続することができたのだから、それを思うと英語の勉強を継続するくらいはわけない。



ここのところ、「今日は頑張ったな」と思う日は、帰りに渋谷駅でシュークリームを買う習慣がついた(自分へのご褒美)。
松亭に遊びに来ていたG田さんにその話をしたら、「なべくんは、そうやって自己暗示をかけるタイプなんだね」と言われた。
改めて人から指摘されると恥ずかしいけど、確かにその通りだと思う。