STSKの集会に出席。勢いで飲み会にも出席。二次会三次会四次会と続き、最後はおでん屋せっちゃんでおでんを食べて帰宅。家に到着したのは午前5時過ぎ。既に電車は動いていた。
何よりの収穫は、下北沢という街をこよなく愛する幅広い世代の方々に出会えたこと。なかでもSさんというおじさんに惚れた。Sさんには色んな飲み屋を案内してもらった。一軒目の店にはいった瞬間、自分がずっと探していたのはここだと即座に思った。自分が思い描いていた「下北沢」的なイメージにぴったりのお店だった。
Sさんには単にオススメのお店を紹介してもらっただけじゃない。たくさん話をしてくれた。その話しぶりから、彼の下北沢への愛情がひしひしと伝わってきた。あつい人だと思った。この人の話を聞いて、動かされる人はきっと多いんだろうなと思った。僕も決して例外ではなさそうだ。
Sさんは言った。「自分が若いとき、下北沢の飲み屋で出会った先輩方は絶対に僕の財布を開かせようとしなかった。先輩は『君らがぼくらの世代になった時に、同じことをしてあげればいいんだよ』と言ったんだよ」
こういう大人になりたいと思った。