またもマック

nababy2004-02-11

昼すぎから近所の図書館へ。
ここのところ、新書は読んでいたものの、専門書を読んでなかった。なので、久しぶりに読んでみようと思った。
そこで選んだのがミシェル・フーコー『監獄の誕生』だ。
これまでは、ぱらぱらと目を通したり、何かの発表の時に参照することはあった。でも、最初からがっつり読んだことはない。
今度やる読書会では本書を取り扱う予定ということもあるし、読んでみようと思ったわけである。
とりあえず今日は第二章「身体刑の華々しさ」の途中まで読んだ。さすがにフーコーの本。恐ろしくスローペースになってしまう。
しかし、面白かった。面白かったのは、何と言ってもフーコーによる身体刑の様子を記述した部分の引用である。
ここで一番インパクトの強かったダミヤンの処刑について述べた箇所の一部を引用してみたい。
「やっと、その囚人は四裂きにされた。この最後の作業はすこぶる手間取った、というわけは、使われた馬が牽引に慣れていなかったからである。そこで、四頭のかわりに六頭の馬を付けねばならなかった。が、まだそれでも不充分なので、囚人の腿を断ち切るために、やむをえず筋肉を切り間接を砕いた……」
ヴィジュアルで想像するとぞっとする。
こんな感じで延々と処刑の様子についての説明は続いていくわけだが、引用は結構長い。
前に小熊さんが「何でここまで引用する必要があるのかって思うくらい長々と引用してますよね」と、残虐な身体刑について説明している箇所に対してコメントしていた。
その時は、へーそんなものか、程度にしか思ってなかったけど、実際に読んでみると小熊さんのおっしゃる通りだと思った。
面白いので、途中で投げずに読みきれそうだ。
このまま一日3、4時間のペースで読み進めていこう。そうすれば、10日から15日くらいで読みきれるだろう。

5時に一旦帰宅。
鞄の中身をフランス語セットに入れ替えて、渋谷へ向かう。
センター街のマックで、8時過ぎまでフランス語の勉強した。
今日は単語の書き取りから始めて、後半に文法の学習。
名詞が男性形→女性形に変化する規則について学ぶ。
一つのルールを学ぶだけでも、相当時間とエネルギーを費やしてしまう。仕方がないことだが、やはり少し焦る。
大学院入試の日までには間に合うのだろうか。
それはともかく、月曜日に引き続き、二度目のマックでの勉強だった。
意外や意外、マックでの勉強はかなりはかどる。
図書館で5時くらいまで勉強したら、8時までマックで勉強するのを日課にしようかと少し思った。

夜は火曜日のフィールドノーツを書く予定だった。
けど、ウイイレをやってしまったので、書けなかった。反省。
こんなことではダメだ。
もうすぐ新作が出るためウイイレ7は売ることを決意したものの、新作を買ってからまた今のようにやりこんでいたのでは、かなりの時間のロスになってしまう。
買わない方が自分のためには良いのだろうか。。。

明日はまた湘南台でフィールドワークだ。
火曜日の分は絶対に明日出発する前に終わらしておこう。